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2016年オリンピック

昨夜の国際オリンピック委員会(IOC)総会では2016年オリンピック開催地がブラジルのリオデジャネイロに決まりました。前評判では今一つでしたが、実際に落選が決まるとやはり非常に残念です。

東京が2度目だった事などいくつもの敗因はあると思いますが、最大の敗因は国内の盛り上がりのなさたっだのではないでしょうか。IOCの調査でも日本国民の支持率は他国が90%近いのに対し、約50%とこれでは全く勝負になりません。新聞やTVのマスコミですら決定総会の直前のみでそれまではほどんど取り上げていなかったように思えます。

まず低支持率の分析が重要だと思います。政権交代、大不況、年金等の将来不安など恐らく多くの国民は「お祭り騒ぎどこではないよ」というマインドの問題だった気もします。我々国民が、元気と自信を取り戻し、心の底から招致を歓迎できた時に真の立候補者としての資格できるのでしょう。

会計上の見積もり

公認会計士協会主催の「会計上の見積もり」のセミナーに参加してきました。会計上の見積もりとは簡単に言いますと「決算に際して不確実性があるものでも会計上必要な場合には、適切な情報に基づいて合理的な金額を算出し計上するもの」です。

却ってわからなくなりそうですが、具体的に滞留債権(貸倒引当金)、滞留在庫、固定資産の減損、関係会社や非上場会社の株式評価、繰延税金資産、各種引当金などです。これらは直接財務諸表の数値に大きな影響を及ぼすことが多く、監査上も重要な論点になっています。

会計上の見積もりは、決算の適正性でしばしば問題になります。ある意味、将来の見積もり(予想)を伴いうことが多いため、後になればわかるが当時としての判断は・・・なんてこともありうるわけです。会社も監査する会計士にとっても大変な話です。

公認会計士試験

公認会計士試験も平成18年から試験制度が変わり大量合格者が出て、就職難など司法試験と同様な問題が出ています。

ちなみに一昔の年間合格者5~600人の時代から、平成17年度合格者は1,308名、その後3,108名、4,041名、昨年20年度は3,625名と爆発的増加となっています。確かに合格者に監査法人の受け皿がないとか、補修所での研修体制、さらには質の低下など問題も多いようです。

しかしいろいろな意見はありますが、私は多くの後輩たちがこの業界に入ってくることにかなり肯定的です。人数が増えることはそれだけで良いことですし、何より人が増えればそれに見合う活躍できる場も増え、結果的に会計士業界全体の仕事も増えると思うからです。

就職難

先日の会合の中での話し、試験に合格し大手監査法人に就職できたのはよいが上からのアサインされる仕事がなく、事務所の中でネットサ-フィンしている人が何人もいるとの事。さらに1,2年、監査の現場にほどんど行けず事務勤ばかりの人もいるらしい。

その会合に参加した会計士のほとんどが「それはひどい」の意見で一致、みな下積み時代の大切さをよく知っているからです。やはり公認会計士である限りその専任業務である監査は経験した方がよい。試験合格後の3年間の雑巾がけが、その後の仕事の礎になるからです。ここでどれだけ吸収するかでその後が変わってきます。

景気の大幅な落ち込みや大量合格者の問題もいわれていますが、優秀な人材を育成し、さらに監査業界の健全な発達のために是非このような状況を打開していただきたいものです。

不平等

一時世襲問題が騒がれていましたが、人間はもともと不平等です。お金持ちの家に生まれた人、ごく普通の家に生まれた人もいれば、極貧の環境で育った人もいます。また親に力のある人もいれば、母子家庭の人もいます。

私も以前はこれら不平等についてはやり今一つ納得がいかないこともありました。しかしある席で、この話題になった時、後輩から「何をいっているのですか!?人間元来不平等だからこそ、頑張ろうと努力するんじゃないですか!!生まれながら平等だったら誰も努力なんてしませんよ」

これは考えてみれば当たり前の話ですが、当時の私としては目から鱗のようでした。自分の後ろ向きの考えに恥じると共に新たな価値観が生まれた気がしました。そして何よりも大切なのは努力が報われる社会でなければならないのです。

JC仲間

昨夜はJC仲間と一杯飲みに行きました。夜の8時過ぎの開始たっだので、2次会が終わった頃には久々の午前様でした。

仕事の話から選挙の話、それから近況などとても楽しい時間を過ごしました。みんな不況で大変な環境にあるけど、常に前向きで頑張っている話を聞くとこちらも自然と元気になります。

明日の土曜日も仕事のやり残しあるので頑張らないと・・・

残り2日

シルバーウイークも残り2日になりました。深夜まで高速道路の大渋滞とお盆以上に混雑していたようです。

トラックなどの業務車両は割引しないで、行楽客だけを1,000円にする必要はないという議論も最ものような気もしますが、多くの国民がレジャーによって明日の活力が得られるならそれも良いようにも思えます。仲間の笑顔、家族の笑顔、若い恋人同士の笑顔、一番癒されますよね。

とはいえ我が家は近所に買い物にいったくらいで、需要にはあまり貢献しませんでした。そう言えば忘れていた~10年選手の愛車もバッテリーがあがりそうなので動かさないと・・・!?

公益法人廃止論

行政刷新担当相がテレビの番組で、「公益法人の業務内容を精査する中で3月に廃止する部分も相当数出てくる」ような趣旨の発言をされていました。

現在公益法人は民法制定100年以来の大改革が行われており、それこそ各法人生き残りをかけて必死の対応をしているのです。法律の大改正が行われたことにより、今までの財団・社団法人は、昨年の12月をもって特例民法法人になり、5年内に公益認定又は一般法人認可が第3者委員会より認められなければ強制的に解散になります。

先の発言で一層現場が混乱し、不安になるでしょう。公益法人天下り先全て悪のような発言をされますが、議論が非常に乱暴です。多くの法人はそこで一生懸命に働いて人がいるのです。そもそも公益法人は優遇税法があるくらいで基本的には民間法人と変わりないのですから・・・。

子ども手当その2

民主党以外の連立参加2党から子ども手当の所得制限論が出ています。配偶者控除、扶養控除が廃止され、所得制限が実施された場合の概算増税シュミレーションこんな感じです。(単位:円)
年収     ①    ②     ③     ④
800万円 228,000 304,000 278,000 328,000
1,000万円262,200 349,600 319,700 377,200
1,200万円376,200 501,600 458,700 541,200
①子ども2人(中学生以下)②子ども3人(中学生以下)
③子ども2人(中学以下+高校生以上)
④子ども2人(高校生以上)
一定層にはかなりインパクトがある数字ですが、民主党の藤井財務大臣は、「子ども手当は将来日本を背負う子どもたちに対して支給するもので親に対するものではない。よって所得制限は考えていない」という本質論を話されていました。
いろいろな意見はあるでしょうが皆さんはどのように考えますでしょうか?

シルバーウイーク

今年のシルバーウイークは9/19-23、さらに24,25日を休むと何と9連休とゴールデンウイーク顔負けです。

旅行会社のお話でも年末年始やお盆以上に、予約が取りづらい状況のようです。現に私の周りでも旅行に出かけない人が少ないくらいです。貯蓄より消費にまわせば、内需が増えるわけで景気には当然プラスの影響です。

私はどうかと言えば、残念ながら相変わらずです。まとめて仕事の本を読もうかと思っているくらいで特に予定なしって感じです。充電してまたパワーアップできればよいのですが・・・