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公益法人廃止論

行政刷新担当相がテレビの番組で、「公益法人の業務内容を精査する中で3月に廃止する部分も相当数出てくる」ような趣旨の発言をされていました。

現在公益法人は民法制定100年以来の大改革が行われており、それこそ各法人生き残りをかけて必死の対応をしているのです。法律の大改正が行われたことにより、今までの財団・社団法人は、昨年の12月をもって特例民法法人になり、5年内に公益認定又は一般法人認可が第3者委員会より認められなければ強制的に解散になります。

先の発言で一層現場が混乱し、不安になるでしょう。公益法人天下り先全て悪のような発言をされますが、議論が非常に乱暴です。多くの法人はそこで一生懸命に働いて人がいるのです。そもそも公益法人は優遇税法があるくらいで基本的には民間法人と変わりないのですから・・・。