3月11日、東日本大震災、私は横浜のクライアントにいた。マグニチュード9.0の大地震、大津波、その後の福島第一原発の事故、この日を境にわが日本は変わった。明らかに何かが変わった。
私は東北出身ではないが、東北がとても好きであった。東北人は素朴でいつでも親切だ。気仙沼は子どもの頃父に旅行に連れて行ってもらった場所(一度きりの東北旅行)、南三陸町は若い頃妻と泊まった思い出の場所、宮古は友人と貧乏旅行で駅前の海鮮ちらしに感動、また釜石には監査の仕事で滞在もした。
天災で人間にとっては不可抗力とはいえ、本当にむごいと思う。そこには人の営みがあり、精一杯生きている人がいたはずである。地震と津波はそれら日常を一瞬にして飲み込んだ。
掛け替えのない家族を亡くした人、やっとで命をつなぎとめた人、そこからまた残された人も新たな苦しみが始まるのかも知れない。
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